シャワーユニット
2023/03/16
こんにちわ!エムケークリエーションです。
3月16日の木曜日、本日もMKは通常通り営業中です♪
明日17日は金曜日ですのでショールームは定休日になります^^
土日の予約も絶賛受付中ですのでご来店を予定している方はぜひお問合せください~!
さて昨日のブログでは人口大理石の特徴などについてご紹介しましたが、本日は「強化ガラス」について詳しくご説明していきたいと思います♪
まず強化ガラスがどういったものかというと、作り方にはいくつかの種類があります。
一般的なのは熱窯処理といって通常のガラスを高温で熱した後に表面を急冷処理をして冷まします。
すると先に冷え固まった表面とゆっくり縮もうとする内面とで引っ張り合う力が発生し、結果的にガラスが押し固められるような状態になります。
強化後のガラスは通常のガラスに比べると3~5倍の強度があると言われています。
もうひとつ作り方としてはナトリウム系薬剤を混ぜて科学的にガラスを強化するという方法もありますが、見た目にはどちらも変わりません。
ですが強度でいうと熱窯処理の方が圧倒的に安全です。
MKで販売されている強化ガラスを使った洗面台やシャワーユニットは全て熱窯処理で作られた強化ガラスを使用しています。
強化ガラスは割れ方にも特徴があります。
通常のガラスが割れてしまうと非常に鋭利な割れ方をしますが、強化ガラスの場合ですとこの画像のように蜘蛛の巣状にヒビが入り、子砂利のような形になります。
洗面台やシャワーユニットを使う上で簡単に強化ガラスが割れるような場面は滅多にありませんが、一か所に集中的に強い力が加わり続けたりすると割れる可能性があります。
車のガラスをイメージしてもらうと分かりやすいです。
ハンマーやトンカチで叩いて割ろうとしてもなかなか割ることは出来ませんが、先端が鋭利なもの(脱出用ハンマー)で一点集中で叩くと一気に割ることが出来ます。(緊急時の脱出方法としてよく知られているかと思います)
MKでは洗面台の一部、シャワーユニットは全商品に強化ガラスを使用しています。
特にシャワーユニットに関しては樹脂製のものや値段がもっと安いものも販売されている中で、強化ガラスにこだわる理由があります。
まずは強度・防水性の点です。
部屋置きできるシャワーユニットを作る場合、完全防水は必須です。
値段も安価な樹脂製シャワーユニットの場合はそれ自体をそのまま部屋置きすることは出来ません。
まわりを防水壁や断熱材を仕込んだうえで設置するのが前提ですので工事費もそれなりにかかってきます。
シャワーユニット単体で完全防水を実現させるためには
・まわりを強度な壁で囲むこと
・人の出入りや扉の開閉を繰り返してもズレや歪みが起きないこと
・コーキング材を使用した防水には頼らないこと
以上のことが必須条件になってきます。
これを実現するためにMKでは緻密な設計を繰り返し、強化ガラスを使用したシャワーユニットを作りました。
さらに強化ガラスを使用するメリットはこれだけではありません。
シャワーユニットを設置する空間の多くはビジネスホテルの一室やワンルームマンションなどもともと間取りの狭い所が多いです。
ユニットバスや樹脂製シャワーのように周りの視界を奪われた状態でかつ狭い空間に押し込まれるとかなりの圧迫感を感じてしまい、とてもリラックスしてシャワーを浴びるという気持ちにはなれません。
あえて視界を遮らずに開放的にすることでお部屋全体を広く見せることも出来ますし、中に入った時の圧迫感もなく快適にシャワーを浴びることが出来ます。
これらがMKが強化ガラスを使用したシャワーユニットにこだわる理由です。
もちろんこれよりも安価なシャワーユニットは探せばいくらでも出てきます。
しかしシャワーユニットの購入に失敗し、販売元とも連絡が取れず、泣く泣くMKにご相談に来られる方も多いのが事実です。
現在はホテルやマンションなどのご依頼ももちろんですが、個人の方の購入も非常に増えています。
色々探してはいるけれど一体どれがいいのか分からない、という場合はぜひ一度MKのショールームへお越しください。
シャワーユニットの詳細やそのクオリティを間近でご覧いただくことでご納得いただけると思います。