シャワーユニット設置２ヵ月で弊社製品に入替え工事

関西の高級店舗でお困りの事態がありました。
設置したばかりのシャワーユニットからの漏水です。その漏水もポタポタ出るレベルではなくビショビショになるようです。

関西地区はそのような依頼が非常に多いです。弊社も関西に展示場があれば製品を見て頂けるのですが・・・
弊社のシャワーユニットの展示は通水して実際に漏水のない状態を確認できます。

まずは現場調査に伺いました。
高級店だけあって設置されている製品を正面から見る分にはキレイに収まっています。
設置した当初より漏水があり、２ヵ月ほど困っておられます。
写真を拝見するとバルブ・スイッチ盤・電球は中国製です。

設置の表から見えない部分を確認します。

電気関係の基盤がむき出しです。中国の200Vから日本用の100Vに変換していると思いますが、基盤がむき出しでは安心できません。

正面のメインパネルの裏側です。尋常ではない量の漏水が見られます。こちらの店舗の方は気が付かれましたが、
このような裏側の漏水に気付かず躯体に影響があって初めて気が付く事例も度々です。
そうなるとシャワー代金レベルではない費用が発生してしまいます。

ボディシャワーへの接続ホース（白いホース）は、６角レンチ止めでなく、むき出しのホースを簡易金具で締めただけです。
シャワー未使用時でもこの箇所は常時、水の圧力がかかる箇所です。簡易金具が少し緩んでも水浸しになります。
このようなシャワーが部屋置きできるとして販売されているとしたら問題だと思います。

既存品を撤去し、弊社のシャワーのベースをセットします。排水は建屋のVP管と接続します。
トラップも国内メーカーの製品です。ゴミや髪の毛などの処理も簡単でベースの側面エプロンが外れますので排水メンテナンスも手前から作業ができます。

メインパネルを取り付けします。パネルはシャワーの中から開閉できます。
もちろんフレキシブルホースや接続金具も国内メーカー部品です。
接続も安心ですし、メンテナンスも簡単になりました。

天井トレーを付け、手前側ドアガラス等を付けて完成です。

壁面はスリガラス・透明ガラスのみで仕上げたシャワーユニットです。
店舗には色が変わるLED照明があります。照明の変化や壁のエルメスのクロスがガラスに反射して以前より高級感が増しキレイになりました。
またシャワー内部の空間も以前より広く感じます。

オーナー様、元請け工事店様にも大変喜んで頂きました。
ありがとうございます。