みなさまは洗面台を選ぶ際にどんなポイントを重要視しますか?
好きなデザインを選ぶのか、使いやすさを重視に選ぶのか、価格を重視に選ぶのか・・・。
人それぞれ基準は異なると思いますが、ひとつ選ぶ際のポイントとして見ておいてほしい所があります。
それは洗面台の高さです。
どんなにお気に入りの洗面台や、お手頃価格で手に入れたものでも一度入れたものは簡単に入れ替えることは出来ません。
しっかりと購入する前に自分にとって使いやすい高さはどれぐらいなのか把握しておく必要があります。
おおよそどこのメーカー様でも床から75㎝ほどの高さの所に手洗いの位置が来るよう設計されています。
しかし人によっては低すぎたり、もしくは高すぎたりして使いづらいと感じる方もいるかと思います。
では洗面台を使う時に使いやすい高さとはどれぐらいなのか。
基準の高さとしては自分の身長÷2の数値がおおよそ使いやすいものとして言われています。
ということになります。
いま現在洗面台が使いづらいな・・・と感じている方は実際に使っている洗面台の高さを図ってみてください。
もしかしたら自分の身長に対して高すぎたり低すぎたりしている可能性もあります。
自分の身長に合わない洗面台を使っているとどういったことが起きるのでしょうか。
例えば自分の身長に対して低すぎる洗面台を使っていると、腰を痛める可能性があります。
洗面台で顔を洗う時には腰をかがめて手で水をすくって洗う方がほとんどかと思います。
その際腰は上半身を支えるために思っているよりも負荷がかかります。
すでに腰痛持ちの方は症状を悪化させてしまう場合もあります。
逆に自分の身長に対して高すぎる洗面台を使っている場合は、顔を洗う際によく洗面台のみならず床までびしょびしょになっていることはありませんか?
適切な高さでない場合には手から肘に伝った水がそのまま床にこぼれ落ちてしまうので、必要以上に水はねが起きてしまいます。
また洗面台の高さが上がると必然的に鏡や収納棚も高くなりますので、鏡が見えづらかったり物が取りづらかったりする可能性もあります。
先ほどどこのメーカー様でも高さ75㎝ぐらいのところに手洗い位置が来るように設計されていると記載しましたが、現在はそれでは少し低すぎるというお声が増えてきています。
食生活が豊かになるにつれて日本人の平均身長は昔に比べて高くなってきました。
古いアパートやマンションについている洗面台が低く感じるというのは必然的なのかもしれません。
お子さんがいる家庭では将来の子供の成長を見込んで洗面台を選ぶことも必要になってきます。
実際に洗面台を選ぶ際にはデザインや価格も重要ですが、こういった高さについても頭に入れておきたいポイントです。
洗面台のデザインは様々ですが多くは据え置きタイプのものです。
ですが据え置きタイプのものはサイズが固定されていますのでなかなか変更がききません。
そんな時にオススメしたいのが壁付けタイプの洗面台です。
壁付けの洗面台はある程度高さの調整が可能です。
事前にどれぐらいの高さがちょうどいいのか、使いやすい高さはどれぐらいなのか調べておくことによって数センチ単位でも自由に調整できます。
既存の規格ではなかなか合うものが見つからない、という場合はこういった洗面台を検討してみるといいかもしれません。
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