洗面台のトラブルの中で水漏れに次いで多いのが洗面シンク部分のひび割れなどです。
要因は様々ですが、ひび割れた状態で使い続けるとそこから水が染みてカビやサビが発生します。
それが進行すると家具を傷め、さらには水漏れの原因へとつながっていきます。
ガラスや陶器ボウルなどは割れ物ですので、絶対に割れない方法というのはありませんが、使い方に気を付ければそう簡単に割れることはありません。
ではどういった要因でひび割れや亀裂が起きるのか見てみましょう。
洗面台は洗顔や化粧をしたり、髪の毛を乾かしたりと使い方が多種多様です。
そのため洗面台周りに置いているものも多岐にわたります。
スプレー缶や化粧品、ドライヤーやアイロン、洗剤ボトルや詰め替えのパックなど、色んなものを収納していたりしますよね。
これらを取り出すときに誤ってボウルの上に落としてしまった時などに、ひび割れや亀裂が入ることがあります。
もちろん1回落としただけで、という事は滅多にありませんがそれが何回か繰り返されると要因としては十分です。
なるべく重いものは手元より下の方に収納をしておくなど、収納場所を工夫してみるといいかもしれませんね。
急激な温度変化によってもひび割れが起こる可能性はあります。
例えば何かしらの要因でできた小さなひびやキズの部分に、急に冷たい水もしくは熱湯などをかけてしまった場合、それを起因として大きなひび割れが起きてしまいます。
目には見えないほどのキズだったかもしれませんが、温度という不可抗力により大きなひび割れになってしまう時もあります。
寒冷地の場合は特に気温が寒い所に、熱湯などを出したりするとその温度変化に耐えられずに割れてしまったりします。
まずはひび割れを見つけた場合は、応急処置として市販の補修材などでひび割れ部分に水が染みこまないようにしましょう。
補修材がなければガムテープなどでも構いません。
とにかくひび割れ部分を覆うように塞いでいきます。
そして早めに新しいものと交換するようにしましょう。
そのまま使い続けるのはとても危険です。あくまでも応急処置としての補修ですので、お近くの水道工事店さまなどに相談し、しっかりと直してもらいましょう。
洗面ボウルの種類も様々なものが販売されていますが、中でも人工大理石のボウルはとても衝撃につよい素材になります。
大理石という名前ですが、素材は樹脂を使用しているので陶器やガラスに比べても耐久性は抜群です。
もし洗面台のひび割れなどが心配、という方はぜひ人工大理石の洗面台を探してみてください。
人工大理石の洗面台は型に樹脂を流し込んで作り上げていくので、他の素材に比べてもつなぎ目がなく滑らかなデザインに仕上げられることが特徴でもあります。
お手入れもしやすく、ひび割れの心配はいりませんのでおすすめです。
洗面台ガイドメニュー