洗面台を選ぶにあたってデザインや価格も重要ですが、適切なサイズを選ぶことも忘れてはいけません。
洗面台を設置するスペースは必ずしも洗面台だけがあるとは限りません。
もちろんその周辺には洗濯機や収納家具などがある場合もありますし、窓の位置、扉の開閉向きを考慮して製品を選ばないと設置後にとても使いづらくなってしまう可能性もあります。
失敗しない洗面台選びのためにも適切なサイズの選び方を見ていきましょう。
洗面台の設置を考える際に考えておきたい寸法は横幅、奥行き、高さです。
洗面台の横幅は主に900～500ｍｍと様々な種類が販売されています。
一般的に主流なサイズは横幅750ｍｍの洗面台が多く取り扱われています。
その次に600ｍｍ、500ｍｍ、お手洗いなどで使うコンパクトタイプになると400ｍｍほどと用途や設置場所によってサイズも変わります。
750ｍｍ洗面台
600ｍｍ洗面台
また横幅と同様に奥行きもしっかり把握しておく必要があります。
洗面台の奥行きも450～500ｍｍと種類によって変わってきます。
例えば洗面台の目の前にトイレがあるところの場合、あまり奥行きが大きいものを選ぶとトイレ利用の際に支障が出ます。
また、洗面台は洗顔などをする際は腰をかがめて利用します。
ですので、人が一人分しっかり入れるスペースと腰をかがめても後ろの壁などにぶつからない程度の余裕が必要です。
洗面台の高さは人それぞれ使いやすい高さが異なります。
おおよそ「身長÷２」ぐらいの高さが使いやすい高さと言われています。
例）160㎝の身長であれば80㎝の高さの洗面台がオススメです。
これら3つの要素を考慮して洗面台を選ぶことがポイントとなります。
サイズを十分考慮したあとは実際に置いたときのシュミレーションもしてみましょう。
リフォームの場合は大体今と同じサイズの洗面台を入れると考えていただければ想像もつきやすいですが、新築や新たに洗面台を増設する場合はなかなかイメージがつかないものです。
そんな時は実際に展示場などへお越しいただいて実物をご覧いただくといいでしょう。
お写真で見ているときのイメージと、実物を見た時では印象が変わる場合もあります。
展示場内部
展示場内部
お写真だけでは伝わりきらない質感や、サイズ感など実物を見ることによってだいぶイメージがしやすくなります。
もしお手元に壁紙や床材のサンプルなどがある場合は一緒にお持ちいただくとより分かりやすいかと思います。
失敗しない洗面台選びために事前のシュミレーション、また疑問に感じる点はお気軽にご相談ください。
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